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生徒会会長はステージの上から降りると、虎の前まで歩いてきた。
モリ「お前が上に隠れてたのは初めからわかっていたことだ。」
ほう、上にいたことが分かるとは……、さすが
トラ「さすが、『零音』ギルドrankSS『皇帝』ですね。」
会長は自分の正体がバレて、唖然としている。
虎はホールの出口に行こうとした。
ショウ「あなた、生徒会……いや、生徒全員から逃げきれますか。」
副会長のショウ…、水風帝が目の前にいた。
トラ「ほお……。私の前に来れるとは……、さすがですね。水風帝さん。」
ショウ「………え?」
そう言うと、ショウは動かなくなってしまった。
いや、動かないのではない。
驚いて動けないのだ。
自分の正体が編入直後の彼にバレていたから。
水風帝も、会長と同じ顔をしていた。
トラ「さて……。もう邪魔はs「「逃がさないよ。」」はぁ…。」
今度は双子会計、ジュウ&キュウ・光帝&闇帝が相手か……。
トラ「なんですか、闇帝さんに光帝さん。」
早く逃げないと行けないのに……。
ジュウ「何で」
キュウ「僕たちの」
「「正体がわかるの~?」」
段々と近寄ってくる双子会計。
トラ「ヒ・ミ・ツ…、ですよ。」
虎は唇に指を添えてそう言うと、片手を上にあげた。すると、虎の周りに虎が出てきた。
トラ「この中に本物がいますから…」
トラ1「探して、捕まえてください。」
トラ2「ただし、町にもいますよ。」
これは魔法界のゲームなんだから、もっと楽しもうぜ。
「「「では、ゲーム開始ですよ。」」」
そう言って大量の虎・虎聖は消えていった。
このくらいのハンデ、ありだよな?
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