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だが、俺たちはその後……、『その世界には戻れなかった。』
モリ「……こ、ここは?」
ショウ「あ、利潤!」
周りは白い。そして、簫の身体が透き通っていた。
モリ「シ、簫?どうした、その身体。」
まるで霊体だ。
すると簫は……
ショウ「え?利潤も透き通っているよ?」
……は?何の冗談だ。
と思って身体を見てみると、
モリ「!透き通っている…だと?!」
てことは、俺たち……。
モリ「死んでいるのか……。」
「そゆこと~。」
と後ろから声が聞こえた。
ショウ「何奴!」
簫と後ろを振り返ると、そこには翼の生えた男がいた。
男は俺たちの前までくると、
「僕は神だよー。キミたちにピッタリの話があるんだけど……聞く?」
その後は、神の言う話に了承して、この世界に来た。
なのに、なぜ俺の正体が分かったのか。
そして、あいつは誰なのか、それが今の『リジュン=モリモト』が抱いた疑問だった。
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