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さて、街にいる俺はどのくらい減ったかな?
トラ「あれ?あれは……。」
虎聖1(白虎)だな。その後ろには………。
トラ「やっべー…。会長じゃん。」
それにこっちに向かって来てる。
白虎「はあ……。はあ……。あ、はあ…。主、助けてくれよ。はあ…。」
速えー速度で俺を引っ張る白虎。
こら、ちょ………。引っ張んな。
トラ「離せよ。で、どうする。」
今止まれば確実に会長に捕まる。
それに、白虎の速度についてこれている。
モリ「おい、編入生。まちやがれ!火炎牢獄!」
会長は焔の牢獄に虎と白虎を入れた。
トラ「これは……。厄介だな。」
白虎「なあ、俺。元の姿に戻りたい。」
焔の牢獄を見て、ぴょんぴょん跳ねる白虎。
お前が戻ったら、大混乱になるのにな…。
モリ「この牢獄から出れるか?(ドヤ)」
なんだよ。なんでドヤ顔で俺のほう見てるんだよ。
トラ「はあ……。白虎、いいよ。」
もうメンドーになったから、白虎に戻るように言う虎。
白虎「マジで?やーりー!それじゃ、行くぜ。オリャ!』
白虎は白い虎になると、会長の火炎牢獄を一蹴りで破壊した。
モリ「なっ!伝説の獣『白虎』!」
虎は白虎の背に乗ると、
トラ「それじゃ、また会いましょうか。」
と言って森の方へ走っていった。
会長もずいぶん後ろから、白虎の跡を追っていったが、どこに行ったかは分からなかったので、仕方なしに学園に戻った。
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