学園にいこうか。

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    開催から二日後………。 ほとんどの俺が捕まり、学園生徒全員が捜し出した。 トラ「……あいつら、どうやって撒こうか。」 生徒会はみんな帝だし、rankSの設定でクリアしたいしな。 どこかわからないビルの屋上で白虎といると、 白虎「囮になってやろうか?」 トラ「それか、学園に戻るか。」 白虎は私の分身でもあり、弟的存在です。できれば学園でこもりっぱなしでいれば乗り切れそうですが……。 「あ!いたぞ!」 どうやら考える暇をくれないようですね。 トラ「白虎は私の中に入ってください。」 私がそういうと、白虎は霧のようになりました。 同時に開けられたドアにも霧がかかって私の姿は見えなかったでしょうね。 何故か紳士的キャラ作っている俺がいた。 まあ、たまになるからな。 さーて、どこに行こうかな。 トラ「思い切って空にでも逃げるか。」 それとも、地を駆けめぐるか。 「こっちにいたぞー!」 しっかし奴ら、なんで俺の居場所がわかるんだ? 俺はなんとなく後ろを振り返って見た。すると、後ろの方から会長が追いかけていた。 それも、魔法を放ちながら。 トラ「あーもー!うざってー!」 こうなったら、まとめて相手してやる。 そう思ったあと、意識がなくなった。 会長 side しばらく街を探索していたら、生徒の一人が編入生を見つけたようだ。 俺は編入生のあとを全力で追った。 すると奴は 「あーもー!うざってー!」 と言ったのと同時にこっちを向いて、戦闘態勢に入った。 俺も戦闘態勢をして、身構えた。 モリ「編入生。生徒会室に来てもらおうか。」 リジュンがそう告げるが、彼は反応しなかった。 リジュンはこのとき、こう思った。 ―――こいつは、族潰し『虎聖』か―― そしてリジュンは無意識のうちにこう言ってしまった。 モリ「もう一度言う。俺と一戦交えろ。」 すると今まで反応しなかった彼が動き出した。 「あんた、名はなんて言う。」 モリ「リジュン=モリモトだ」 俺はそれだけ言うと、彼に攻撃をしかけていた。 -
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