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只今、お昼の校舎内。
ドドドドドドドド(ry
「お~い、編入生~。」
「隠れてないで、出てこーい。」
ドドドドドドドド(ry
皆さん……、そんな剣幕で追いかけられてたら、出ていけませんよ。
トラ「むしろ出られねーよ。」
小声で独り言を言う虎聖
ジュウ「ん~!この辺で声が聞こえたよ~。」
キュウ「匂いもするよ~。」
そんなことを言いながら、今俺が隠れているところに近寄るリアン双子。
おいおい、お前らは犬とうさぎかよ。
と内心笑いながら、
コセイ「はあ、バレてしまいましたか……。」
メガネをクイッと上げ、木の陰から出る虎聖。
ジュウ「僕らに~」
キュウ「見つからないと~」
「「思ってるの~?コッセン🎵」」
さすが、王道はすごいわ。教えたか覚えてないが、もうニックネーム付けてる。
コセイ「ハハハ、そうですね。では、あと半日は力で勝負しますか。」
虎聖がそう言うと、周りからすごい数の生徒たちが襲いかかってきた。
コセイ「おっと、多勢に無勢ですよ。」
虎聖は襲いかかってきた生徒の攻撃を軽々と避けると、
―――そろそろ、やるか…―――
と思いながら、
コセイ「我は願う。誰も傷付けぬ焔を。」
虎聖の唱詠をchanceと見た生徒が襲いかかる。だが、それをギリギリで避ける。
コセイ「我は願う。その焔、悪しき心を善き心にする。」
虎聖の四方八方から生徒が襲いかかる。
コセイ「我、その焔を司る!容喙生炎・善!」
生徒が襲いかかる直前に虎聖からフレア級の炎が発動。
生徒たちは弾かれたが、外傷は全くなかった。
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