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白虎は毛を逆立てて、全力で威嚇する。
トラ「こら。そんなに威嚇しない。」
俺がそう言うと、白虎は威嚇をやめて、俺のところにすり寄ってきた。
トラ「‥‥‥‥‥‥。」
キュウ「あ~!いいな~。」
ジュウ「僕達にも触らせて~。」
そう言って白虎に触ろうとするリアン双子先輩。
白虎「ああ?」
ちょ、不機嫌な声が聞こえましたが‥‥‥。
「「か~わ~い~い❤」」
白虎「なっ!」
白虎が驚いて動けないのを好機と思ったのか、リアン双子は白虎を抱き上げると。
「「ムギュ~」」
白虎「ぐえ!」
…………白虎くん。キミ、俺以外からしたらニャーニャー騒いでるだけだよ。
白虎「た、たすけてくれ~!」
はぁ……。しょうがないな。
トラ「さて、いつまでもここにいては迷惑なんで、帰りますね。」
そう言って白虎を抱いてベットから降りる虎聖もとい虎。
「「え~。もう終わり~?」」
白虎「た、たすかった………のか?」
ふーん。疑問に思うんだ。
白虎「え?なに今すぐ俺をあそこの間に投げ入れようとしてるのいや、しているんですか?ちょ、なんで大きく振りかぶってるんですか?」
↑
他の人にはこう聞こえる
「ニャ?ニャーニャーーニャ、ニャニャニャニャ・・ニニャニンニャーゴ?ニャニャニャニャニャ?」
あははは、何言ってるんだろう。この白猫ちゃん、ニャーニャー騒いでる。
ー
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