ハイケイ

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『君の言うとおり。 僕は不幸だね。 君が幸せになる番なのかもしれない。 じゃあ、その幸せを、謳歌してくれ』 半ば八つ当たりじゃないか。 でも仕方がなかった。 他に、当り散らすものがなかったのだ。 『 アナタニハ、 マダマダ、 絶望ガ、 足リナイ 』 これ以上の絶望、なんて考えれない。
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