悠の秘密

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ーは、はずかしい…… 静かな部屋に、口から漏れるイヤらしい音が響く。 やっと唇が離れたかと思うと凌は耳たぶに噛みついた。 そして耳を舐め回す。 「ひゃあっ」 生暖かい舌が耳をなぞり 何とも言えないゾクゾクとした感覚が襲う。 そして、首へとキスが落とされる。 指でなぞられると、身体がビクッと反応する。 「あ、首弱かったんだよな」 凌がいい事を思い出した、というようにニヤッと笑う。 ーなんで、知ってるの? と、舞香が問う暇もなく首を攻められる。 「ひぇっ」 首筋を舌が這う。 その度に反応してしまう。 再び唇にキスが落とされる。 今度は胸元でゴソゴソと手が動く。 だが、凌にキスされていて見えない。 何度も何度も角度を変えてキスが降り 頭がぼーっと麻痺してくる。 再び舌が口の中に侵入してきた。 少しでも応えようとする。 ーやばいって。 凌は理性と戦っていた。 口から漏れるイヤらしい音が凌の理性を狂わせる。 色んな所にキスを落とすと、舞香は敏感に反応し、更に凌を刺激した。 首筋を舐めると 身体をビクッと反応させる舞香。 ーやばいって、まじで。 だが、やばいのはわかっていても 止められない。 ーもっと反応をみてみたい。 凌は再びキスを落とす。 そしてパジャマのボタンを外していく。 凌は何度も何度も角度を変えてキスを落とし続けた。 そして、隙を見て舌を滑り込ませる。 ーもっと乱れろ…… 舌を絡ませると、なんと舞香も応えてくれた。 ー嬉しいけど……だめだって 凌は胸へと手を掛ける。 少し触れただけで舞香の身体は反応する。 ーもっと、もっと…… ブラのホックを外し、顕になった胸を弄る。 身体をビクビクと反応させ、 息が上がり頬を赤く染めている舞香。 凌はそんな舞香が愛おしくて、もっと乱れさせたくなる。 「や、だめっ……」 そう言って凌を押す手を掴み、 指を絡ませる。 もう片方の手で強く舞香を抱きしめると 舞香も、もう片方の手を凌の背中に回した。 ー……っ!! 舞香の1つ1つの行動が凌を興奮させる。 可愛くて仕方がない。 ーこんなに夢中になるなんて…… 自分でも驚きだ。
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