64人が本棚に入れています
本棚に追加
「りょ、凌っ……あっ」
「ま、いかっ……愛してるっ」
2人は結ばれた。
互いに求め合い、何度も何度も互いの名前を呼びながら。
「ごめん、キスまでとか言っといて」
凌は申し訳なさそうに言う。
舞香を抱きしめる腕を更に強めた。
「ううん、私もしたいって思ったから」
そう言って笑うと
舞香も強く抱きしめ返す。
しばらく抱き合った後、少し体を離し見つめ合う。
だが、行為の後だからか妙に気恥ずかしい。
照れくさくなって、お互いに笑いあった。
「凌、愛してるって言ってくれたよね?」
舞香は嬉しそうに笑う。
そんな舞香を小突きながらも凌は恥ずかしそうに、当たり前だろと呟いた。
「俺、お前の事好き過ぎて
どうにかなりそう。」
ー本気で。
凌は舞香の額にキスを落とす。
「わ、私も、好き過ぎてどうにかなりそうっ」
そう言う舞香は顔を真っ赤にしながら
ちゅっ、と触れるだけのキスをして来た。
ー……っ!///
凌は我慢出来なくなり舞香の頭を引き寄せると、深い深いキスをする。
息を上げながらも
必死に応えようとする舞香が愛おしくてたまらない。
ーもう俺重症だな……
でも、そんな自分も悪くない気がする。
今まで本気で恋愛をしたことがなかった分、舞香を全力で愛したい。
最初のコメントを投稿しよう!