悠の秘密

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「りょ、凌っ……あっ」 「ま、いかっ……愛してるっ」 2人は結ばれた。 互いに求め合い、何度も何度も互いの名前を呼びながら。 「ごめん、キスまでとか言っといて」 凌は申し訳なさそうに言う。 舞香を抱きしめる腕を更に強めた。 「ううん、私もしたいって思ったから」 そう言って笑うと 舞香も強く抱きしめ返す。 しばらく抱き合った後、少し体を離し見つめ合う。 だが、行為の後だからか妙に気恥ずかしい。 照れくさくなって、お互いに笑いあった。 「凌、愛してるって言ってくれたよね?」 舞香は嬉しそうに笑う。 そんな舞香を小突きながらも凌は恥ずかしそうに、当たり前だろと呟いた。 「俺、お前の事好き過ぎて どうにかなりそう。」 ー本気で。 凌は舞香の額にキスを落とす。 「わ、私も、好き過ぎてどうにかなりそうっ」 そう言う舞香は顔を真っ赤にしながら ちゅっ、と触れるだけのキスをして来た。 ー……っ!/// 凌は我慢出来なくなり舞香の頭を引き寄せると、深い深いキスをする。 息を上げながらも 必死に応えようとする舞香が愛おしくてたまらない。 ーもう俺重症だな…… でも、そんな自分も悪くない気がする。 今まで本気で恋愛をしたことがなかった分、舞香を全力で愛したい。
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