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AM 5:00。
日が微かに登っており、もう少しすれば鳥が鳴き始める頃だ。
まだ起きるには早すぎる。
タカセは再び布団に身を包ませ、残りの2時間を睡眠で満たした。
タカセが次に起きたのは、AM 7:30。
少々寝過してしまったようだ。
タカセは急いで支度を済ませ、いつもより2本遅い電車に乗った。
この電車に乗っても講義に遅れることはない。
タカセは揺れる電車の中、最近購入した本を手に読み更けていた。
目的の駅に着いて、小走りでタカセの通っている大学へと向かう。
教室は人で溢れかえっていたが、タカセはその中から友人をすぐに見つけ出し、近くの席に座った。
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