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そして、 舞は正門に停まっている タクシーに乗った。 外は雨…。 見送る事も出来ない…。   「またね♪」   「うん…。」   「元気でな。」   「しっかりやれよ!」   「ありがと…!」   そして、車は出発した…。 もう、会えないの?ずっと? そんなの苦しい…。 苦しすぎる…。   「祐ちゃん!?」   部屋を飛び出て、 車を追い掛ける。   「ちょっと祐ちゃん!」   「追うぞ!」   「無駄だ。 元陸部のあいつには、 敵わないだろ。」   「そっか…。」   「舞~!舞~!」   必死になって呼ぶ。   「舞~!」   「ゆ、祐!?すいません! 停めてもらえますか?」   「舞~!」   「バカ!何やってんのよ! 雨も降ってるのに。」   「これを…、 渡そうと思って…。」   舞に、☆のペンダントを渡す。   「ありがと…。」   「最後に…、会えて…、 良か…っ…た……。」   「祐!祐!祐~!」
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