親友

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「そう言えばおじちゃん ユウのやつバイト何時ごろ終わるんだ?」 ソファーにねっころがり ビールを飲みながら テレビを見ていたおじちゃんが言った 「そろそろ終わる時間だけど… もうすぐで帰ってくるんじゃないのか~」 ユウの両親は 俺が、施設にいることを知っていて 子供のころからよくしてくれる おばちゃんは、料理もうまいし、よく笑う おじちゃんも足は臭いが、優しい そんな2人が俺は、大好きだ この日もユウ本人がいないのに 勝手に晩ご飯をごちそうになっていた
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