親友

5/7
前へ
/139ページ
次へ
そんな俺の姿を見て おじちゃんとおばちゃんは 笑っている 「お前たちなにやってんだ?」 声が聞こえた方をみると ユウが、やれやれと言う表情で立っていた 「あ~お兄ちゃん、お帰りなさい」 噛み付いていた手を離し、嬉しそうに駆け寄る 「お兄ちゃん、友達とカラオケに行くから 駅前まで車で送ってくれない?」 俺は、心の中で歩いて行けよ…と思った 「ああ、わかった」 ユウはほほえみながら言う 「ほんと、どっかの誰かさんと違って お兄ちゃんは、優しいな~」 俺の方をみた
/139ページ

最初のコメントを投稿しよう!

133人が本棚に入れています
本棚に追加