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よって主任のさっきのキャッチの場合(7P参照)は4千円で1千円主任が自腹切ると言ったが最低料金で入れていると変わらないのだ。
では3千円以上入れる意味が無いと思う人が多いと思います。
キャッチ上げた本人は売上変わらないが料金が高ければ高い程店が喜びます。よって店長、社長のアピールや気に入られる為のゴマスリです。
中には1セット平均1万でキャッチ上げる凄腕な従業員も居ました。
それから何度か主任のキャッチを見てコツを教えて貰った。
その時お店から一本の電話が鳴った………
ヒカリ『お疲れ様です。ヒカリです。』
男『大至急バック。』
ヒカリ『わかりました。』
相手も急いでるようで早口だった為電話切ったがバックの意味がわからなかった。
ヒカリ『バックってどおゆう意味ですか?』
マサト『お店に戻れって意味だよ♪俺ももう釣れそうに無い(キャッチ上がらない)から一緒に戻ろっかぁ~♪♪♪』
俺と主任はマネージャーに店に戻ると伝え店に戻ってみると………
従業員『ライ♪ラララッライッ♪ラララ………』
女の子『お前速く飲めよ~♪』
ガヤガヤッ……ガヤガヤッ……
店内はほぼ満卓と言ってよい程お客さんが入っおり、飲みコールかけで馬鹿飲みしてる席もあれば、シットリ二人で飲んでる席などバラバラであった。
ヒカリ『お疲れ様です。今戻りました。』
店長『 お疲れさん。ヒカリはホールウェイターやって。マサト!!お前客放置しすぎだ!!!2卓と7卓の客沸いてる(怒ってる)ぞ!!!』
マサト『りょうか~い♪2卓から入るよん♪っあ……店落ち着いたらヒカリヘルプおいでん♪♪』
ヒカリ『ヘルプですか?わかりました。』
ヘルプとゆうのは、指名が被った時指名が席外す時にお客さんの向かいに座り楽しませたり、指名本人が居ても酒のバケツ(飲み役)になって単価を上げる事などの役目である。
俺はまったく理解していないウェイター作業をして、他の従業員に教えてもらいながらやって2時間ぐらいして店が落ち着いてくると主任が席においでと手招きしてきた。
俺はそれを店長に伝えるとオーケーサインが出た。
此処から俺の初の接客が始まった………
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