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丘の上にある教会
窓からは優しい風が入って頬にあたり
外には祝いに来てくれたみんなの姿が
映る
扉がノックされ入ってきた家族
そこには兄さんの姿も…
血は繋がっていないけれど小さい頃
優しくしてくれた兄さんが好きだった
今の私の姿を見て綺麗だと想ってくれ
てるかな？
高校の時に兄さんに彼女ができて
あんな笑い方をするんだと知らない
一面を知って悔しかった
兄妹という鎖がなければ女として好き
になってくれていたかな？
叶うことのない夢だとわかっている
年頃だっただけに切なかった
兄さんも結婚し幸せな姿が羨ましかった
でもこれで区切りがついた
前に進める
どことなく誰かさんに似た彼氏
笑っちゃうよね
やっぱり心のどこかで追っかけてるの
かな…
今幸せだよ、とっても
実らなかった恋
そのおかげで強くなることができたから
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