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「最後のチェック終わってからな。」
そう言って、忘れ物が無いかを確認する。
「ん、終わった。あと、洗濯物干したら行くわ。」
「じゃ適当に後、来て。」
「ほーい。」
バタンとドアが閉まる。
どことなく、不思議な波が襲う。
いつの間にか、仲が良くて、
本当の兄弟になれたら―――、
なんて思う半面。
他人同士だからこうして仲が良いのか。とも思えた。
寮の夕飯は6時30分から。
それまであと30分ある。その時間を相澤の部屋で過ごす。
相澤の部屋は俺の部屋なんかよりも凄く整っていて綺麗。
っていうか、部屋ん中がゼブラ一色。
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