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高沢は、はぁ、とわざとらしくため息をついた。
「キャプテンになるには、いろいろ大変なんだぞ?」
「・・・どんな風に?」
高沢はにんまり笑った。
「部の中で1番強くなきゃいけないの」
「・・・ふーん・・・だから?」
高沢はまた大きなため息をついた。
「だーかーらー、俺がそのキャプテンなったってことは、俺が1番強いの!!」
「へー。それは凄い」
高沢の話を軽く流し、俺は教室入った
。教室には既にたくさんの生徒が居た。
「お前さぁ、もっとリアクションあるだろ?普通。『凄ーい!』とかやるじゃん!』とかさぁ」
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