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坂本龍一が病室へ駆けつける。
「夏美さん…あんたも行っちまったか…」
「オヤジ、夏美を連れて行くよ、真夏と広樹をよろしく頼むぞ!」
「広樹!…お前…なのか?」
龍一には宏樹と夏美の声が聞こえた。
「あー、頼んだぞ!」
「わかった!」
「お父さん、広樹のところへこれました…」
「夏美さんか…よかったな、天国で幸せにな!」
「あー!オヤジ、母さんも頼んだぞ…」
その時、まばゆく病室が輝き3人には広樹と夏美の姿が見えた。
広樹と夏美は手を振っていた。
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