ギルドでの再会

3/36
前へ
/785ページ
次へ
キクちゃんが、床で雑魚寝していたかみっちに躓きそうになり驚く。 それ…この世界で一番偉い神なんだぜ? 「ちょっ、最高神様!」 かみっちを起こそうと揺さぶるキクちゃん。 「う~ん、侵入者が~ ダンジョンコアが~」 かみっち、ダンジョンマスターにでもなった夢を見てるんだろうか。 「みんなも起こさなきゃな。ザ○ハ!」 某竜退治ゲームで有名な呪文を唱える。 「お父様、おはようございます。」 「あ~、パパだ~!夢じゃなかった~」 目を擦りながら挨拶するナギに、腕にしがみつくナミ。 以前ならとにかく、今は見た目同い年なんだから呼び名を変えさせた方が良いな。 「もう一眠り…」 ベルはそう言うと、俺のお腹に頬擦りしながら2度寝の体勢に入った。 ルシファーは起き上がり、軽く伸びをすると俺の頬を舐める。 「スライムを10億ポイントで召喚し…はっ、夢!?」 かみっちも目を覚ませたようだ。 しかし、スライムで10億ポイントって、どんなスライムだよ! 「ベル、寮じゃないんだから2度寝しない。」 女性陣はノソノソとベッドから起き上がった。
/785ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13348人が本棚に入れています
本棚に追加