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キクちゃんが、床で雑魚寝していたかみっちに躓きそうになり驚く。
それ…この世界で一番偉い神なんだぜ?
「ちょっ、最高神様!」
かみっちを起こそうと揺さぶるキクちゃん。
「う~ん、侵入者が~
ダンジョンコアが~」
かみっち、ダンジョンマスターにでもなった夢を見てるんだろうか。
「みんなも起こさなきゃな。ザ○ハ!」
某竜退治ゲームで有名な呪文を唱える。
「お父様、おはようございます。」
「あ~、パパだ~!夢じゃなかった~」
目を擦りながら挨拶するナギに、腕にしがみつくナミ。
以前ならとにかく、今は見た目同い年なんだから呼び名を変えさせた方が良いな。
「もう一眠り…」
ベルはそう言うと、俺のお腹に頬擦りしながら2度寝の体勢に入った。
ルシファーは起き上がり、軽く伸びをすると俺の頬を舐める。
「スライムを10億ポイントで召喚し…はっ、夢!?」
かみっちも目を覚ませたようだ。
しかし、スライムで10億ポイントって、どんなスライムだよ!
「ベル、寮じゃないんだから2度寝しない。」
女性陣はノソノソとベッドから起き上がった。
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