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「今日も一日疲れたなー……(笑)」
誠は、その事実とは真逆の華奢な身体を伸ばしながら放課後誰も居ない校舎を下駄箱に向かって歩いていた…
だが、まだ辺りは明るい…
いや、薄暗いと言ったほうが合ってるだろうか?
夕焼け空が少し傾きかけたくらいの明るさだ…
「お腹空いたし早く帰ろっと!」
誠は、いつも歩く帰り道を自分の好きな歌を唄いながら帰っていた
「♪♪もう戻れない~あの日々を、恋い焦がれていても~♪」
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