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家まで半分くらい帰ってきた誠…
いつもの近道ルートで公園を突っ切ろうと足を踏み出した…
公園の中ではまだ、明るいのでボールで遊んでいる小さな男の子たちがいた。
“元気だなー(笑)”
そんなことを思っていると、その中の一人の男の子がボールを車道に出してしまった。
慌ててボールを拾いに行く男の子…
その向こうからは大型トラックが迫ってきていた…
「あっ…危ない!!」
とっさに誠は、車道に飛び出し男の子を抱えた…
だが、引き返す事が出来ない…
トラックが目の前に迫っていたからだ…
誠は、男の子を抱き締めた…
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