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キキーッ
トラックの急ブレーキ音が聞こえた…
“あ…死ぬのかな…?”
そう思った瞬間、誠の身体に衝撃が走った
一度目の衝撃は余りわからなかった
分かったのは、男の子を抱えたまま飛んだということだけだ…
二度目の衝撃は、自分の身体が地面に叩きつけあげられたことだ
“…男の子…無事…みたいね…”
かすかに動く腕の中の感触にホッと安堵したのと同時に誠は、意識を失った…
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