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その後、おっさんの孫自慢を延々と聞かされ続ける。死にたい。
つーかさぁwwwwwwwクソガキが運動会でリレーの選手に選ばれた話なんかどうでもいいんだよwwwwwもっと生産性のあることを話そうぜwwwwwwww有村架○の乳首は何色かとかさぁwwwwwwwww
「……おや?なんだろう、向こうが騒がしいな」
「淡いサーモンピンクかな」
「なんの話だい?」
生涯お前は知らなくていいwwwwwwwwww
と、おふざけはこの辺にしておいて。ちょうど俺とおっさんの前方30mくらいの場所で、ちょっとした人だかりができていた。なんか男の怒声が聞こえるし、なにやら店内で揉め事があったっぽいですね。
「クレームかな?…ちょっと見てくるよ」
「お勤めご苦労様ですぅ」
ようやく俺の隣から立ち上がって、人だかりに小走りで向かうおっさん。
監視&長話から解放されたことだし、俺っちはスクール水着売り場にでも行くとしますかね。と、俺もまたベンチから腰をあげた矢先のこと。女性の甲高い悲鳴が、店内に響き渡った。
「え!!?俺まだ何もしてないっすよ?!!?」
「馬鹿!!てめえじゃねぇよ童弟!!」
動揺する俺のすぐ横を、気持ち程度の罵倒を携えて姉貴が高速で駆け抜ける。童貞の弟、略して童弟ですか。味がありますね。
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