578人が本棚に入れています
本棚に追加
「悪い方だと?」
「……暴走する、ただ暴れるだけのモノになる、周りから力を取り込み続けるモノ、何も産み出さん…ただ暴れるだけのモノ、こうなったら魂の欠片も残らん、ちなみにそうなったモノを処理するのがワシの仕事じゃ。」
ヤバかった、本当にヤバかった、下手したらオレそうなってたのか。
待てよ、そんなの倒す爺さんって?
「なぁ、爺さんって何者?いや、何の神様?」
老人は少し困った顔をしたあと。
「言わんかったか?ワシはただのなり損ないよ、だから神では無いが人でも無い、今のお主と一緒じゃ。」
え?
「じゃあ爺さんは元人間?」
「その通り。」
「どれくらい生きてるの?」
「そうだな……300…は過ぎたと思うが…覚えとらんな。」
「凄い大先輩に会ったよ。」
「ハハハッ!所でお主は行く宛などは有るか?」
「無い。」
「だろうな、付いて来ると良い、神層界の事やコレからの事について教えてやる。」
最初のコメントを投稿しよう!