心頭滅却しても熱い

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「悪い方だと?」 「……暴走する、ただ暴れるだけのモノになる、周りから力を取り込み続けるモノ、何も産み出さん…ただ暴れるだけのモノ、こうなったら魂の欠片も残らん、ちなみにそうなったモノを処理するのがワシの仕事じゃ。」 ヤバかった、本当にヤバかった、下手したらオレそうなってたのか。 待てよ、そんなの倒す爺さんって? 「なぁ、爺さんって何者?いや、何の神様?」 老人は少し困った顔をしたあと。 「言わんかったか?ワシはただのなり損ないよ、だから神では無いが人でも無い、今のお主と一緒じゃ。」 え? 「じゃあ爺さんは元人間?」 「その通り。」 「どれくらい生きてるの?」 「そうだな……300…は過ぎたと思うが…覚えとらんな。」 「凄い大先輩に会ったよ。」 「ハハハッ!所でお主は行く宛などは有るか?」 「無い。」 「だろうな、付いて来ると良い、神層界の事やコレからの事について教えてやる。」
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