心頭滅却しても熱い

6/23
前へ
/54ページ
次へ
「そっか。」 「まあ知っていてもいきなり滅する事は無いがな、納得出来ない内に滅して呪われでもしたら迷惑だからな。」 確かに、こちらがわかっていても相手は知らないんだから恨むな。 「余計な仕事したくないから少し助言などもするがな。」 「本音出しやがったなコノヤロー。」 「それはそうと早くワシの家に戻るぞ。」 「分かった…けどどうやって?」 風景は相変わらずの海の中、人いや神がいる所に行くのにどうしたら言いのか分からない。 「そんなのは簡単だ。」 老人は海の中を階段を上るように進んで行った。 「どうやってるのそれ!?」 「足場が有ると思って移動してみろ、そうすればできる筈だ。」
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

578人が本棚に入れています
本棚に追加