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「さて、なにから聞きたい?」
出されたお茶をすすり。
「オレは今半神何だよな?」
「簡単に言えばな、厳密に言えば違う。
半神とは神と別種族の血が混じって産まれた存在、有名所で言えばヘラクレス、北欧のロキも半分は巨人の血が混じっておるな。」
「じゃあオレは?」
「人間以上神様未満としか言えんな、皆は神人と言っておるがな。」
「じゃあ神になるには?」
「人それぞれだな、決まってはおらん。
ただ言えるのは神になった者は善くも悪くも名を残しておる。」
「善くも…悪くも…ね。」
「うむ、神になる為の方法の共通点は悪名を残そうと"成し遂げる"事なのだろう。」
迅は頭の中で聞きたい事をお茶を飲みながら整理しつつ。
「…あんたは、なにが出来なかったの?成し遂げたら何の神様になっていたんだ?」
老人はお茶を飲み干し。
「何を成し遂げれなかったかは教えん、ワシのトップシークレットだからな、何の神様になっていたかはおそらく戦神や闘神や武神と言った闘いなどやな関する神になっていただろうな。」
老人はお茶を入れるためまた立つ。
老人が戻りしばらくお茶をすすり音が響いた。
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