心頭滅却しても熱い

10/23
前へ
/54ページ
次へ
「なあ爺さん「関城銀(セキジョウ ギン)。」は?」 「ワシの名前は関城銀だ、爺さん爺さん言われると不快だ、せめて銀さんもしくは銀爺と言え。」 「うん、ごめん銀爺。」 「…爺の方か。」 銀爺が少し寂しそうだった。 「所でなんだ?」 気を取り直した銀爺が聞いてくる。 「オレは何の神になる?」 「ふむ…。」 銀爺は迅をじっくりと見た後。 「おそらくワシと同じ闘神などのタイプだろうな。」 「なら…頼みがある。」 「鍛えてくれ…か?」 迅が頷くと、銀爺は立ち上がり。 「ついてこい。」 銀爺は裏の方に向かうのについて行く。 着いた先は物置のような部屋。 「ここは?」
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

578人が本棚に入れています
本棚に追加