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震災前(だったと思いますが)に、元気だった頃の父が一度だけバッピーを中に入れて一緒に遊んでいました。
まだ小さかったのであまり長居は出来なかったようですが…
実家付近も震災前よりは放射能が高く、出来るだけ外に出して遊ばせたくたくないのが現状(気にしない方も多いですが)
父は昨年に半身不随になり、食べる事以外は自分では何も出来ない。
教習所内にはバッピーの好きな踏切も…線路も…信号機もたくさんあるけど
私達が小さかった時とは何もかもが違い、とても遊べる状況ではない。
元々それが当たり前の事なのは承知はしているけれども
だいたいの親は自分が子供の時に楽しかった遊びや経験をなんとか自分の子供にも…と考えるもの
あの教習所で元気に走り回るバッピーの姿を、見たい。そして父にも見せたい…
叶う距離にありながら叶わない夢は
なんて残酷なんだろうと思う
まー私の場合は大した事ではないんですけど
旦那の自然いっぱいの実家付近では安易に外を出歩けませんし(歩く人も居る)…旦那はもっと落胆していると思います。
それ以上に辛い思いを抱える人なんて数えきれないでしょう…
キリが無いのでそれはあえて今は考えません。
だいぶ暗い文章になってしまいましたね…すみません。
次の章は明るく更新できるように頑張ります~
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