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「こ、こちらこそ。わたしはこの家でメイドをしている如月美紅(きさらぎ みく)といいます。実習期間内だけですが、よろしくお願いします」
メイドさんも、少し慌てた様子でお辞儀してくる
綺麗なストレートの黒髪が床につきそうだ
「タメ口でいいですよ、如月さん。俺の方が年下ですし。気軽に名前で呼んでください」
「い、いえ、お客様にそのようなことは…」
う~む
かたいな
ここはいっちょ主人公補正でも発揮してみますか
「俺のほうが気が楽になるんで、お願いします」
ニコッ
「で、では、そういうことなら…よ、よろしく、涼司君…?」
ホントに補正かかっちゃったのかよ…
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