TAKE3

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…一旦落ち着こう 椅子をすすめられたので二人の対面に座る と、そうか、この人が御厨先生だとするともう一人の少女は… 「では紹介します。こっちが私の愛するマイドーター、麗(れい)ちゃんです!」 ……どう反応しろと? 俺が反応に困っていると、同じく唖然としていた娘さんのほうから抗議の声があがった 「ちょ、お母さん、何言ってんのよ!?普通に紹介してよ!!」 頬が羞恥のためか、若干赤く染まっている そこで母に頼るのを止めたのか、ゴホンッとわざとらしく咳払いを一つすると自己紹介を始めた 「えと、はじめまして。御厨 麗といいます。で、突然こんなことを申し上げるのも失礼だと思うんですけど……」 そこで御厨 麗は俺の目を睨み据え、言い放った 「あたし、ボディガードなんていらないから。クロイ症候群とか生理的に無理だし」 ……Please help me……
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