TAKE 1

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そいつ、つまり俺の姉であるところの間宮 咲希は 「うぃ。おは~」 まだ目覚めきっていなかったものの、挨拶を返してきた 「で、なんであたしがベッドから蹴り落とされなきゃいけなかったのか、克明な説明を要求するぞ、弟よ」 「咲希ねえには俺がピチピチの男子高校生だという認識がないのかよ!!目覚めしてから腰抜かしかけたぞ!!」 「美味しいシチュエーションだろう?目を覚ましたら隣にこんな美女がいるなんて」 あかん、話が通じてない… 「ほら、学校行く用意しろ。そろそろ時間だぞ」 咲希ねえはそんなことを言うと、寝癖を抑えながら部屋を出ていこうとする だが、部屋のドアを開けたところで俺の顔をみた 「??」 「昨日は、激しかったぞ…?」 「うるせえ!!早く出てけ!!」
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