無かないで。

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腰が曲がって膝をついて 鞄でコンクリートを殴り付けて 鞄を足で蹴って踏み潰して 金具が壊れて汚くなって 完全に使い物にならなくなる。 それでも涙は止まらなくて うずくまって泣いていた。 うあああぁあぁぁぁ すると 突然 目の前ににっこり笑っている彼氏の顔があらわれた。
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