無かないで。

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「ご、ごめんなさいぃぃぃ、、、」 自分がやってしまった事に気がつき、相手に近づく。 かろうじて目は開いていたが左の頬は、赤く腫れ上がっていた。 「、、、だ、大丈夫ですか、、、?」 すると男は、手をエプロンに突っ込みゴソゴソやりだした。 警察よばれたらどうしよう、、、 反撃されたらどうしよう、、、 不安な思いが頭を巡る。 しかし男は携帯でも何かのスプレーでもなく、上質で、まわりに金の細工がしてある紙と、筆ペンをだした。 そして流れるような字で [大丈夫です] と書いた。
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