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俺は、若干不満そうに受け取った
李瑠の頭を軽く撫ぜながら言った
朱『・・・完璧!!』
そう、さっきの会話は幼馴染だからこそ
起こるラッキーハプニングを利用して
少しでも、こっちの好感度を上げる会話術だ!?
えっ?、いきなりだと分からない?
ごめん、説明するの忘れてた
実は俺も、中一の頃、夏休みにさぁ~~
告白したんだよ、李瑠の部屋で
【俺も小2の頃から、幼馴染とかじゃなく
一人の女として好きだ】って
雅に告白されたって話すからさぁ~~
つい、出来心で
結果、【・・・えっ/////
そっ・・・そんな事、言われても困るよ~~
私、しゅうちゃんの事、幼馴染として好きだよ
それに、まだ恋とかした事ないし
だから、今のままじゃ駄目?《泣》】
とっ、見事と玉砕・・・泣きながら
訴えられました・・・
えっ・・・じゃあ、何で今も仲良いかって
上目づかいで訴えられたら、
いいよって、言うしかないじゃん!?
とつ言う事で今は《幼馴染》として
少しずつ、こっちに好意が向くように頑張ってる訳
ついでに、他の奴もそう
だって、告白した時に李瑠が言った事が
【ごめんなさい、
私まだ、人を好きになった事が無くって
友達じゃダメかな?】だっ、そうだ
お得意の上目使いで言われたので
誰も反論できなかったらしい
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