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・・・・朱・・・・
「何だよ、あのメール
あの女、マジ地獄に落ちろ!
何が【愛しの姫君が狼六匹と戯れ中(笑)】だ!《怒》」
・・・俺の好きな人は競争率が高い・・・《泣》
俺の名前は、柴名 朱(シュウ)
白美学園に通う、高校二年生だ
いきなりだけど俺には、同い年の幼馴染の女がいる
そいつの名は、星川 李瑠
親同士が仲が良くって物心つく前からの付き合いだ
小さい頃から、いつも一緒に遊んでたせいかな
自然と俺は李瑠の事が
恋愛感情的な意味で好きになってしまった
それに気が付いたのは、小二の頃
でも、告白はしなかった
だってさぁ~今の関係を壊したくないと思うじゃん
それに、まさか・・・こいつが
モテるなんて、普通は思わないじゃん
恋愛の(れ)の字も知らないし
天然だしドジだし鈍感だし、
小学校の頃は、誰にも告白されなかったし
だから、色々油断してたわけよ
俺以外、こいつの事を好きになる奴なんていないとか
告白する勇気がでたら、告白しようとか
正直に言おう、その頃は告白する覚悟が出来なかった
朱「ハぁハぁ・・・李瑠は!」
でも今、その頃の俺に言いたい
早く告れ!?、伝わらなくても何度も告れ!?って
勇気とかつべこべ言うなって、
朱『クソッ、やっぱ出遅れた!!』
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