オオカミ共・・・死ねばいいのに

2/17
前へ
/603ページ
次へ
・・・・朱・・・・ 「何だよ、あのメール あの女、マジ地獄に落ちろ! 何が【愛しの姫君が狼六匹と戯れ中(笑)】だ!《怒》」 ・・・俺の好きな人は競争率が高い・・・《泣》 俺の名前は、柴名 朱(シュウ) 白美学園に通う、高校二年生だ いきなりだけど俺には、同い年の幼馴染の女がいる そいつの名は、星川 李瑠 親同士が仲が良くって物心つく前からの付き合いだ 小さい頃から、いつも一緒に遊んでたせいかな 自然と俺は李瑠の事が 恋愛感情的な意味で好きになってしまった それに気が付いたのは、小二の頃 でも、告白はしなかった だってさぁ~今の関係を壊したくないと思うじゃん それに、まさか・・・こいつが モテるなんて、普通は思わないじゃん 恋愛の(れ)の字も知らないし 天然だしドジだし鈍感だし、 小学校の頃は、誰にも告白されなかったし だから、色々油断してたわけよ 俺以外、こいつの事を好きになる奴なんていないとか 告白する勇気がでたら、告白しようとか 正直に言おう、その頃は告白する覚悟が出来なかった 朱「ハぁハぁ・・・李瑠は!」 でも今、その頃の俺に言いたい 早く告れ!?、伝わらなくても何度も告れ!?って 勇気とかつべこべ言うなって、 朱『クソッ、やっぱ出遅れた!!』
/603ページ

最初のコメントを投稿しよう!

270人が本棚に入れています
本棚に追加