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君を例えるならば‥‥、俺の理想の″女の子″
「いのちゃーんっ!」
電車から降りると笑顔で俺の名を呼び、駆け寄ってくる。
‥彼は男だ。
でも、彼が俺に近づけば電流が全身を走り抜けるみたい。もう気持ちはわかっている。
「おはよ」
にこりと笑えば、頬を少し赤くする彼。
彼に会った途端、始まってしまう恋はいつだって大変。
変わるものはひとつもない。だけど、後悔なんかしたくないから‥。
この瞬間だけ、彼を愛したい。
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