僕の彼女

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気になって、気になって、気になって・・・。 ついつい、僕は彼女に聞いてみることにした。 返ってきた反応はやはり、 「あんたに関係ない。近寄らないで。」 正直、落ち込む。 ここまで罵倒されることはあまりなかったから。 けれど、何となく、諦められなかった。 それから僕は、彼女に、歩み寄ることにした。 まず朝、 「おはよう」「・・・きも」 ・・・なんとか、耐えた。 お昼、 「一緒にどう?」「・・・吐き気する」 ・・・どうしよう、辛い。 放課後、 「家どこ?」「・・・ストーカー?」 ・・・違います。 ・・・普通に、彼女に歩み寄っていくのは、辛かった。 だけど、そんなことをしていたからだろうか。 友達が、応援してくれる人が、現れた。 「ドンマイ!」 「まだ諦めるな!」 「大丈夫だよ!」 ・・・僕は、クラス皆と仲良くなることができた。
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