1章 最愛の人

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もやっと暑くてむさ苦しい空気の中、俺は重たい瞼を開け左手でこめかみをこすった カーテンから差し込む光がなんともいえない眩しさを放ち、これじゃあカーテンの意味がないなと苦笑しながら腰を起こした と同時に枕元にある意味のない目覚まし時計を手に取り時間を確認すれば『14:07』。 こんな不規則な生活をして約2週間目 俺は高校3年の夏休みを過ごしていた
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