スイカとパスモ

第二章・愛の証

出会った二人は運命を感じた。なぜかはわからない。胸がときめいたのだ。
二人はすぐに意気投合。その夜は愛を感じ、ＩＣチップの回路がくるってしまいそうなほどの熱を帯びていた。それは二人の愛の熱である。
ある日の夜、いつもとは違う環境だった。Ａ氏は引っ越しをしたのである。新天地は大阪・京橋。
もちろんパスモは使用できない。ただし、スイカは利用できるのだ。