1話 隠れ咲く

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「黙れ!!そなたとはもう付き合ってられん!!女房よ!!この者を連れ出せ!!」 と大声で怒鳴った。 「!!」 「はい、宮様。只今参ります。」 女房達が駆け寄り、娘を捕まえる。 「いつまでも母上を使って私を操れるとでも思うなよ。」 と皇子は言及した。 すると、 「あははっ!!ふふふふ…。」 女房達に押さえられた左大臣の娘は、突然皇子を嘲笑い始めた。 「今に見ているがいいわ!!哀れな孔雀よ!!ふふふ!!」 その笑い声は、部屋から姿を消すまで響き渡った。 皇子は耐えるのに必死だった。
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