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「黙れ!!そなたとはもう付き合ってられん!!女房よ!!この者を連れ出せ!!」
と大声で怒鳴った。
「!!」
「はい、宮様。只今参ります。」
女房達が駆け寄り、娘を捕まえる。
「いつまでも母上を使って私を操れるとでも思うなよ。」
と皇子は言及した。
すると、
「あははっ!!ふふふふ…。」
女房達に押さえられた左大臣の娘は、突然皇子を嘲笑い始めた。
「今に見ているがいいわ!!哀れな孔雀よ!!ふふふ!!」
その笑い声は、部屋から姿を消すまで響き渡った。
皇子は耐えるのに必死だった。
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