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「はぁ~。本当に何でもありだな神様ってのは」
「ええ。趣味が悪いと自分でも思いますけど、こうゆうお仕事なので」
少し落ち込んだ表情で神様はそう言ってきた
「いや、そんな落ち込まなくても大丈夫だ。その方が楽でいいしな
一応分かってなさそうなセラフィムさんに教えとくと、あの日は俺が人形師として、初めて舞台に立てる日だったんだ
小学生相手に劇を見せるだけなんだけど、それでも俺はすげー嬉しかったんだよな。
これから、俺はちょっとずつ夢に近づいて行けると思ったんだ。
そしたらさ、地震があったから、あんな感情になっちゃったんだ」
「そうでしたか、教えてくださってありがとうございます」
「とにかく、そんなことがあったせいで、大量の負の感情が出来てしまいましてね。
正直な話会った瞬間殺されることも覚悟しましたよ」
「あぁ、俺も殺そうと思ったけどな、貴女を見た瞬間にそんな気無くしちまったわ」
「おや?それは私の顔のおかげですか?」
「いやそれだったら、顔を傷付けないように殺した。理由はあんたが病人だからかな?殺す気も無くすわ」
他にも色々理由はあるけどな‥‥
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