一幕

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「はい、正直に言ってしまえばあまり良い能力はあげられません こればっかりは私の能力的な問題なので、申し訳ありません」 「それはあんたの力が弱ってきているって聞いたからな、予想はついたから別に気にやまなくて良いぞ」 「それは有り難いです あとは特に制限は有りません 強いて上げるなら出来るだけ少ない方が良いです」 「そうか…………分かった。じゃあそれをふまえて幾つか質問させてもらうぞ まず、不老不死ってのはいけるのか?」 「それは無理ですね ですが、不老は何とかなりますし、寿命をかなり伸ばすことができます」 「わかった。じゃあまず、それを頼む。 あと、出来れば良いんだが、好きなタイミングで年齢を止められるようにしてくれ 次に、そこはどんな世界なんだ?大体でいいから教えてくれ」 「一つ目のお願いは叶えられるので、しましょう。 あと貴方が行く世界は、魔法なんて王道まっしぐらのものがあり、科学が廃れてしまった場所です 一応電化製品はありますが、すべて魔法の雷属性なるもので動かしています あと王政なので貴族も大勢います」
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