二人の少女 ―結祈 夢を忘れる―

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二人の少女 ―結祈 夢を忘れる―

『闇の使途は沢山の人の命を奪った。 それはとても許されないこと 。 だけど、私も彼らから見れば許されないことをしたのかもしれない 。私は闇の世界の住人達を殺した。それはしょうがないこと? いいえ 、違う 。 彼らだって生きていた 。私達と同じように 。それなのに私は彼らの命を奪った 。償いたい。 けど、 償えない 。彼らはもうこの世界にはいないのだから。せめてもの私の償いは、彼らの存在を認め、彼らの住みやすい世界にする事 。 もう彼らはいないけど今の私にはこれしかできない 。謝りたいけど彼らはいない 。私にはこの日記を通してしか話せないけど、彼らに謝っておこう。`ごめんなさい´ そして私はこの日記を読んでいるみんなにこの日記を書いた理由となる物語を聞いてもらおう。 浮魔 結祈 』
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