06 我×写真立て

2/2
前へ
/32ページ
次へ
私は頭飾りと共に帰宅した。 玄関を開け、二階に上がり自分の部屋へ向かう ドアには 「さくらの部屋☆」と 身長が伸びて、文字は私の目線にある。改めて実感する 櫻)(伸びたな私。せいぜいドアノブがいっぱい、いっぱいだった頃おもいだすな…) 手で口元を隠すようにクスクスと、笑ってしまった。 宇)『…(馬鹿女…)』 ドアノブを開けクッションに、ポイッと頭飾りを放り投げた。 宇)(なんて乱暴な投げ方なんだっ!!ワタの宝物だと言ったのに!!乱暴女!に変更する!) 頭飾りを放り投げた櫻は、リビングへ階段で降りていった。 櫻)「ふぅ…。なんか疲れたのか、どうなのか…。それに言ってたな『お前の事知ってる』って、どんな意味があるんだろうか。」 サイフォンで、コーヒーを入れながら考えていた。 櫻)(インスタントでは物足りないし、分量が案外難しいだよね…サイフォンで、コーヒーは失敗は少ないかなと自画自賛) コーヒーを飲み終えてからお風呂を済ませた。その後は食事にした。蕎麦を食べてから部屋に戻った。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加