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しかしさっきから
静かに煩いだけどな…パフッ?
私は宇宙人を放り投げたクッションをみた。
櫻)「…………。(怒)」
櫻は無性に怒りを覚えた。
なんかだか、この状況を喜んでいるいるように感じたからだ。明らかに間違いはないはずなんだ。
しかし、櫻は悪酔いしたまま。
頭はガンガンと響いている、喋るのも一苦労な状況。
宇)『喜♪カサハナユヌハラヤタヤ~♪悪酔い女♪ユラユノマタナヨナ?~~~~~♪』
宇宙人はクッションの上で左右に動き歌っている。声高らかに上げて…。櫻が目覚めたのも知らずに
陽気に歌っている。
櫻は声にならない声で、全身を怒りのまま震わせていた。
櫻)(ほぅ…。陽気で愉快じゃないか宇宙人さん?怒。私がこんな状況なのが嬉しいのには変わりないだな…?)
昨日起きた事を恨んだ
そして、櫻の心には体調がよくなれば覚えいろと……
櫻)(ふふっ♪八つ裂き刑に決定よ?)
そこには
良からぬ思考回路の櫻の姿があった。しかし楽しそうな黒い笑みを浮かべたまま、クッションの上で愉快に動いている宇宙人を見つめていた。
櫻)(私の獲物は私のだよ…)
黒い笑みが頭飾りを無言に見つめていた。
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