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櫻はまた、ベットに潜り込んだ
本当に頭痛いの治さなきゃね…
宇宙人に仕返しできないからね…
櫻)「…ふっ。」
(不思議なぐらいだよ?自分以外に感情をだすなんて、宇宙人に八つ当たりしかしてないなぁ。
でも悪いとは思ってはいない。これこそ相手にとっては、嫌な女し
か映らないだろうな…?
宇宙人だからいいじゃないか、未確認人物なんだから…)
伏せた瞳で櫻は思っていた
宇)『ふぅ~歌うのもつかれる』
そう言ってクッションの上で左右に動いていた頭飾りは動きを止めた。
宇宙人は頭飾りから赤髪にスカイブルーの瞳、褐色の肌をの姿になった。
?)(…櫻。「嫌な女しか映らない…」とはお前はどうされたい?
どうしてほしいんだ?
梓とは正反対な生活だな。
意地っ張りで寂しがりな癖に隠す。
しかし、お前は変わっている、梓と同じだ「未確認物体」ではなく「未確認人物」と言う所はまったく同じなのだよ。
我はお前が羨ましい、この身には……いや、今はそんな感情は芽生えてはいけないな。
梓よ、我は苦しいと感じている。
梓…我は…櫻を………)
彼は壊れそうな思いと、潰れそうな思いで心は満たされていた。
雲を掴むように、掴めない雲に手をのばすように………ガラスのような心をかばうように。
複数な感情を抱きかかえて、生きるとは思っていなかった。
『…我は梓の代わりであったな。』
彼は布団にくるまっている櫻をみて、小さく呟いた
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