12 夢×代償

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櫻を独りにしないでっ、お母さん!お父さん!) ?)(櫻、母や父は我の中で生きておる。ここには帰ってはこないよ。 ただ、一つ方法はある。 我が禁断を起こし、追放されれば櫻の母と父は戻れる。 その…方法は…) 櫻)(…っ!!戻れるの?その方法って! …って消えるな!最後までっ!) 櫻)「最後までっ!…」 私は自分の叫び声で勢い良く起き上がった。 ほほには涙が流れていた 櫻)(…私は…知ってる?夢に出てきた彼を。一度逢ってるじゃない…。逢って話をする!) 涙を拭い私は決心した 逃げずに話をする。 数日が経っても彼は現れない 姿形すら見せない いつも通りに過ごす毎日 宇宙人は変わらずのアホしてるし 私は毎度ながら、八つありだし 両親はまだ、帰ってこない じゃないっ!!存在していない事が私には生きる価値が見いだせないままにいる。 ?)『…代償…の価値。命がけの愛しか、我の禁断には値しない…それで消える事が出来る』 彼は小さく、呟いた
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