3人が本棚に入れています
本棚に追加
スカイブルーの瞳がニッコリと笑い、ニンマリと笑った。
とげのある言葉で、意地悪そうに私に言った
櫻)「…唇奪われた…っ!」
櫻は服の、袖で唇を拭き取るように擦っている
でも、残酷な事に感触だけは残っている。
櫻には大事なファーストキスが、奪われたのは確かな事実。
?)『どうした?』
スカイブルーの瞳が妖しく笑う
妖艶の笑み、吸い込まれてもおかしくないと
櫻は体中で感じていた。
言葉がでない、頭と体が別々になったみたいに
櫻の瞳には、妖艶の笑みが金縛りのように感じていた。
?)『はぁ…つまらない女だ。威勢がない櫻には興味も湧かない。落ちたか?梓の方が反応が良かったぞ?
楽しいやつであったが、今の櫻に方法を教えても意味がないな。
あきた、では我は失礼するぞ。』
櫻)「っ!あぁぁぁ!!待てやっ!」
櫻)(言葉使いなんて、どうでもいいわっ!散々言って?馬鹿女?つまらない?あきた?あげくに帰る?!)
櫻の怒りは、沸々と湧き上がり感情が顔に出だした。
?)『櫻はそうでなければ意味がない。我の頭飾りをクッションに投げ飛ばすぐらいが良い。』
櫻)「……えっ、?」
櫻)(なんで知ってんのよ!?)
?)『それに、唇。気持ち良かったぞ。我好みで良かった、蒼空(そら)と呼んだら我は櫻の前に現れる事にする。
心配はするな、契約は出来ていない、同意が必要される。
では、櫻姫失礼するぞ』
一礼すると
粉雪みたいに消えた
最初のコメントを投稿しよう!