Prologue 始まりの終わり

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「早く会いたいよ・・・・・・。」  光も音も無い世界に僕はいた。    どれくらいになるだろうか。何もかもがどうでも良いと思うようになってきた。  ただ一つ。あの子を除いて。  あの子の声が、あの子の温もりが、忘れられない。そう。  あの子の名前は───────    
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