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「♪~♪~♪♪~」
「ふぇっ…オギャー!オギャー!」
「♪~…どうしたの?何か怖い夢でも見たかな?」
愛おしく堪らない双子に寄り添う母は2人にそっと寄り添う。
とても幸せな時間愛おしく時間。
「あなたたちに素晴らしい名を考えたの…まずは貴方の名前はレンにしたわ」
泣き続ける弟の方にそっと手を当て宥める。
「元気いっぱいに育って…そして貴女の名前は…」
《ドンドン!》
「!?…誰かしら。ちょっと待っててね」
そう言いながら二人の側を離れ扉を開けに行く母。
「はい。まぁ、村長さん…どうされたのでしょう?」
「主にはこれから我々を恨むかも知れぬがこれは村の運命が掛かっているのだ!すまぬ」
「ど、いう…?」
すると見知らぬ偉い人が出てきて兵士と共に母の前に立つ。
「女王の名の下に以下の双子のうち女の子の赤子を私の前に差し出せとの命令がここに記載されているよって今現時点より赤子を引き取らせてもらう」
「連れていけ!赤子は女の方じゃぞ!」
━バンッ!
「!?。何をするの!離して!わたしの赤ちゃんに何を!!」
「お主の赤子はもう二人ではなく1人になったと思え!1人は生け贄にこれから例の人に授けるのだ!」
暴れる母を取り押さえる。
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